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内閣府の食堂でベジ・メニュー導入

内閣府・内閣官房の職員食堂が、2017年3月17日(金)より、ベジ・ランチを試験的に導入することとなりました(主にビーガン対応で日によって乳卵を含む日もあります)。おそらく、日本政府の各省庁の中では初めてのことではないかと思います。これは、近年、地球環境保護や動物保護などの理由からベジタリアンやビーガン食を選択する人が世界中で増えており、内閣府・内閣官房職員の中にも、自身がベジタリアンやビーガンであったり、ベジに関心を持っている人が少なからず見られることから、食堂運営業者に対しベジ・メニューの導入に踏み切るようお願いしたものです。当面は、3月を試験期間とした上で毎週金曜日のみの提供とし、その際の利用者の反応や売れ行きなどを考慮しながら、4月の本格導入に向け検討していくこととなっています。3月17日のベジ・ランチであるベジキーマカレーは完売いたしました。なお、4月には、ポール・マッカートニー氏が来日する予定ですが、今回のベジ・メニュー導入の決定は、「ミート・フリー・マンデー(週いちベジ)」キャンペーンを積極的に推進しているマッカートニー氏への敬意と、今回の来日公演への祝意、という意味合いも込められています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、これからビーガンやベジタリアンも含め多くの外国人訪問客が見込まれる中、今後、ベジ・メニューを導入するレストランがさらに増えるこでしょう。ビーガン・ベジタリアン料理は、肉や魚料理に比べて全く遜色がなく、しかも、お洒落でクールなんだという認識が広がれば、非常に嬉しく思います。